包装設計ARCHITECTURE

包装設計とは

カッターやハサミを使わずに開封したい、中身を取り出しやすくしたい、簡単に解体したい、コストダウンしたい、など内容物や用途によって包装に求められる機能や抱える課題は様々です。
包装に関する課題解決のひとつの手段が包装設計です。課題を解決する箱形式や構造を検討したり、強度計算から最適な材質構成を選定したりして、物流条件に合致した包装仕様を提案し、コストや資源の無駄を削減するお手伝いをします。

包装設計で解決できる事例紹介

包材費用を削減したい

包装仕様の見直しで実現できる可能性があります。

形状の変更、入れ方・入り数の変更含む寸法の見直し、物流条件に合わせた材質構成の検討など、様々な視点からコストダウン仕様をご提案します。

テープ封函によるコストを軽減したい

テープレスで封函できる仕様をご提案します。

さまざまな封函仕様から内容品の特性や用途に合わせたぴったりのものをご提案します。テープのコスト削減が可能で、廃棄時の解体も簡単になります。

輸送箱に付加価値をつけたい

機能性向上のアイディアをご提案します。

刃物を使わず安全に開封できる仕様、店頭陳列可能な開封仕様、廃棄の際に解体しやすい仕様、リユースできる仕様、などなどちょっとした機能から段ボールの印象が変わるような機能まで様々な実績があります。

箱が変形して内容品にダメージが・・・

寸法・材質を見直して最適な包装をご提案します。

内容品と物流条件に合わせた包装仕様で物流事故を解決します。

箱の種類が多くて保管スペースを圧迫、管理も困難

規格の集約化をご提案します。

高さ違いや、入り数違いを兼用できる包装仕様のアイディアをご提案します。

包装設計の流れ

ヒアリング

エリア担当営業がご要望をお伺いします。
状況に合わせて設計担当も同席し、お客様の抱える課題の聞き取りのほか、設計に必要な情報を確認します。

製品の把握

設計に必要な製品の情報を確認します。
例)形状・寸法・重量・入り数・取扱の注意点など。

輸送・保管
条件の確認

輸送方法(パレット輸送・宅配便など)や保管環境・期間から包装に必要な強度を計算します。

設計

これまでに収集した情報を元に仕様を検討し、図面を作成します。
必要強度を担保できるよう、構造検討・材質選定を行います。

試作

試作品を作成し、寸法・作業性を確認します。
製造部門と製造上の問題がないか打合せしながら検討します。

評価

お客様へサンプルを提出し評価していただきます。
ご依頼に合わせて包装貨物試験を行い輸送・保管上問題ない保護性能か確認します。
合格するまで、設計~試作~評価を繰り返します。

以降は製造工程になります

製造・納入

確認・評価を経て問題がなければ実機にて本生産し納入致します。